- --------(--:--) /
- スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
- 2012-08-25(22:02) /
- 名古屋グランパスエイト
等々力陸上競技場での川崎戦。どちらかと言えば苦手な相手の上、増川・ダニエル・ダニルソン・中村直志・磯村・ケネディという主力6人を欠いての戦いになった。
前節「20周年記念試合」と位置付けられた、G大阪戦は0-5の大敗。今節は名古屋にとって、今期の行方を決定しかねない重要な試合である。
この試合、攻撃でまともなプレーをしていたのは金崎だけであった。前半から積極的にシュートを放ち、名古屋の攻撃で唯一の可能性をみせていた。後半、田口からのパスを受けた金崎は、個人技で一人をかわしゴールを決めた。
そして、ラストパスを出した田口だが、中盤で落ち着いたプレーをし、一番安定していた。
しかし、攻撃の核でなければいけない玉田、藤本は全くだめだった。玉田は怪我明け2試合目ということもあり、ところどころ、らしさは見せるもの全盛期の1、2割のできに感じた。また藤本に関しても、前半は多少プレーしていたが、後半は、攻撃・守備とも彼の中では最も悪いレベルのプレーであった。また小川・永井とも、攻撃ではほとんど何も出来なかった。
ただ、こんなダメな攻撃陣を出場明けから戻ってきた闘莉王が救った。まだ左サイドには慣れないのか、石櫃はことごとく突破され、右サイドの田中隼磨も不安定、阿部がセンターバックに入るという危機敵状況でも、無失点に抑えられたのは闘莉王がいたからとしか思えない。プレーの質ではもちろん、精神的にも絶対的な支柱なのであろう。ここまでスペシャルな選手は他にいない。この試合楢崎も完璧なプレーで決定的なピンチを救っていた。楢崎の素晴らしさは言うまでもない。しかし、それ以上に闘莉王には、勝つための特別な何かを持っていると感じてしまう試合であった。